= Trac チェンジセットモジュール = #TracChangeseModule [[TracGuideToc]] Trac には "diffs" - ファイルの変更箇所を画面表示する機能があります。 ''チェンジセット'' といってもいろいろな種類があります。 あるリビジョンにおけるファイルの変更だったり、 異なるリビジョン間における変更を累積したものもありますが、 結局のところどんな変更箇所でも表示することができます。 チェンジセットビューは ''ヘッダ'' と ''diff ビュー'' の 2 つで構成されています。 == チェンジセットヘッダ == #ChangesetHeader ヘッダは、チェンジセット全体の概要を表示します。 以下のような情報を得ることができます : * コミット日時 (英語版では Timestamp) -- チェンジセットがコミットされた日時 * 更新者 (英語版では Author) -- チェンジセットをコミットした人 * ログメッセージ (英語版では Message) -- 更新者による簡単な説明 (コミットログ) * ファイル (英語版では Files) -- チェンジセットによって更新などの影響をうけたファイルのリスト 複数のリビジョンのチェンジセットが含まれる場合、 ''コミット日時'' (英語版では ''Timestamp''), ''更新者'' (英語版では ''Author''), ''ログメッセージ'' (英語版では ''Message'') フィールドは 表示されません。 リストされているファイル名の前に、色のついた四角が見えるでしょう。 それぞれの色は、チェンジセットによってファイルがどのような影響を受けたかを示しています。 * 緑: 追加 * 赤: 削除 * 黄色: 更新 * 青: コピー * グレー: 移動 色の凡例はヘッダの下に備忘録として載っています。 == diff ビュー == #DiffViews ヘッダの下がチェンジセットの主な部分となる diff ビューです。それぞれのファイルがセクションで区切って表示されています。そして、各セクションには、チェンジセットによって該当のファイルが影響を受けた部分のみが含まれています。 diff の表示には 2 種類あります: ''インライン'' (英語版では ''inline'') と ''並べて表示'' (英語版では ''side-by-side'') 形式です。 (設定フォームで、 2 つのスタイルを切り替えることができます): * ''インライン'' スタイルはファイルの変更部分を一列で表示します。ファイルから削除された部分は、赤くマーキングされ、追加された部分は緑色にマーキングされます。更新された場合は、古いバージョンは新しいバージョンの上に表示されます。左側の行番号は古いバージョンと新しいバージョンのファイルのそれぞれ変更があった行番号を示しています。 * ''並べて表示'' スタイ